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弓と禅とヨーガ。

ヨーギーにオススメの本の紹介です。

 

”弓と禅”

 

禅を学びに来たドイツ人の哲学者でもあり大学教授でもある著者が 禅を知るなら弓道をやってはどうかと勧められ 師範に弟子入りし弓をならう様子が書かれています。

礼法と言われる弓を射るまでの作法について 師範は弟子に「神楽の舞のように舞う」と教えます。

そして弓を射るのに「的を狙うな」と教えます。

”的を射ることは技術で射ることではない”と教えるのです。

繰り返し繰り返し。

「正しい道は、目的がなく意図がないものです。あなたが的を確実に中てるために、矢を離すのを習おうと意欲することに固執すればするだけ、それは一方もうまくいかず、それだけ他方も遠ざかるのです。あなたがあまりに意志的な意志を持っていることが、あなたの邪魔になっています。意志で行わないと何も生じない、と思い込んでいます」

正しい射は自分自身から離れることによって生じると繰り返し教えるのです。

そして射るのは私自身ではなく”それ”が射るのだと。

深いっス!!!

 

これってまったくヨーガとおんなじだなあと思うのです。

太陽礼拝もおんなじ。

繰り返し型を舞う。

練習を繰り返すことで型がとことん身体に染み付いてきたら技術面はもう追い続ける必要はない。

うまくやってやろうとか何かをゴールにする必要はなくなる。

呼吸に集中するだけなのです。

 

礼法で大切なのは呼吸で呼吸とともに舞う礼法によって集中が極まり射はそれによって放たれると。

いやあ、弓道に限らず武道というものは奥深くておもしろい。

「正しい道は目的がなく意図がないものです」

おおおーーーう!

 ”目的も意図もなく呼吸に集中する” そんな太陽礼拝が体験できたらオモシロイなあ。

それを体験するために繰り返し繰り返し練習あるのみ。

いつしか自分が”やる”ということから自由になって大きな”何か”に生かされているということに気づくまで。

その道のりが人生やし、ヨーガそのもの。

楽し!

 

Kamala